紀里谷 和明
映画監督 写真家 宇多田ヒカルの元夫
この頃、TVのバラエティー番組などでよく見かけます。
ずっと前から気になる男でした。
2~3年位前に放映になった Another Sky
彼が選んだのは、キューバ
空港に夜に到着
その足で酒場へ モヒートを煽り クラブ遊び 気がつくと朝方
ここで、旅のスタイルが自分に似ていることに気付く。
好奇心のままに街歩き、そして、その街の日常を感じる。
番組の終わりに自ら、撮影、編集、ナレーションをしたショートフィルムを公開。
素晴らしい映像。
なんか、この男が気になりだした。
昨今、TVの露出が増えたのは自身が監督した映画のプロモーションも兼ねてだと思う。
自身が、資金集め、ディレクション、プロモーション なんでもやったハリウッド進出作。
彼、先日 この映画に関するインタビューでこんなことを言っていた。
監督自ら、映画のビラ配りをしていることについても質問
紀里谷:それもよく言われるんだけど、特別なことだとは思わないです
『監督自らよくやりますね…』って言われると、『え、やんないの?』 思っちゃう。
僕は監督だけじゃなくこの映画のプロデューサーもやってるから、
そりゃあ余った時間があればビラ配りだってやりますよ。
自分の子供が死にそうになってて、治療費用が莫大に必要だったら
募金箱もって街頭に立つ。
それに対して『そこまでやるの?』とはならないはずです。
作品は自分にとって子供のようなものだから、
『そこまでやるの?』と言われると、
やっぱり、『みんな、やんないんだぁ』と思っちゃいますね。
仕事をすること、“労働”って単純にそういうことじゃないですか?
私にとって、経営するお店すべてが、子供のようなもの。
自分の子供の為だったら、何でもできるハズ。
今の自分はどうなんだろう。
こんな情熱をもって生きているのだろうか?
マネージャー、調理長、主任、社員
立場は変われど、こんな思いをしてくれるスタッフを一人でも多く育てたい。
自分の襟元を正して・・・
やっぱり、気になっていた男から熱いメッセージをもらった感じ。
今晩にでも
Another Sky もう一度 見てみよう。
Shinji Omiya.