ぼくに、元気をくれるTV番組がいくつかあります。
その中のひとつ「 7 RULES 」
この頃、撮り貯めていたものを一気に見ています。
その中のひとつ
フードエッセイスト 「平野紗季子」
ちょっと元気になりました。
美味しいだけがごはんじゃない!
平野紗季子は美味しいだけがごはんではないと考えます。
平野紗季子のごはんの楽しみ方は
大まかに「選ぶ」「味わう」「残す」。
それは、異常なまでも追及している「食」へのこだわり。
日常の食にまつわる発見と感動を綴ったブログは
雑誌「an・an」「Hanako」「SPRiNG」など5誌で連載を抱え、
「食」を軸にした活動を行っています。
ちなみに、現在も一般企業に勤め、二足の草鞋を履いています。
そんな彼女。番組で紹介されたエッセイが心に響く。
ここにしかない味 / 慶応義塾大学三田キャンパス 山食
西校舎奥のその寂れた食堂
名物はカツカレー
これがもう全然おいしくない
肉は固く、ルーにはあまり旨味がない
だけどこのカレーは、
おいしいなんてことよりももっと大事なことがある。
味に表情がある。
作った人の影と流れた時間が乗り移っている。
だからわずらわしくて人なつこい。
こんな文章を書く女性だ。
素敵だと思う。
お店も料理も
すべて人の影を感じる商売がいい。
そしてその人が一生懸命ならなおさらいい。
そんな熱い気持ちと手間と時間を感じる商売でありたい。
今度はこの本でも読んでみます。
Shinji Omiya.