日帰り入浴プラン

同日15:20~

2024/02/29

山形帰ってきて同日の15:20

随分と遅れたけど観たかった PERFECT DAYS を仙台フォーラムで観る。




淡々と進む映画でした。

一日という時間を決め事でもあるかのように生きる男性

一日のルーティン

週間、月間と繰り返す毎日

それも堕落した生活ではなく、キチンと生きる

生きることがシンプルそのもの

観ていて自分は?という疑問が生じる

本来であればこのようなシンプルな生き方が望ましいのでは?

いつもまにか、欲望、責任、義理、惰性、

いろいろな贅肉が生きるという事柄についてしまい

これで良いのか?という人生になってはいないだろうか?

自分の人生

自分では幸せだと感じている

でも、この映画を観ると、幸せっていったいどんなものなのだろう?

いろいろなものに囚われない生き方、いいものなんじゃないかな?

自分のシンプルな生き方を守り、

周りと関わるということを最小限に留める

そんな生き方がいいのか?

ちょっと考えちゃう映画だったな。

最後に役所広司が車を運転しているシーンがある

笑顔、悲しみ、笑顔、目に涙、笑い、悲しみ、

人生には、泣き笑いしかいらないのでは?

そんなことを思ってしまうラストシーン。

そうそう、人生には怒りや苦しみはいらないのかも・・・

何が自分にとっての PERFECT DAYS なのか?

Shinji Omiya.




随分前に新宿のHMVレコードでかかっていてその場で買ったレコード

金延幸子 青い魚

この歌が映画の中で突然流れました。

とても印象深い映画となりました。

カセットテープ、

音楽が映画に大きな役割を果たしています。

このサウンドトラック、全て Bar Gimme Shelter にぴったりの選曲