日帰り入浴プラン

読書.

2024/02/16

13日の火曜日に入院して

その日の13時から手術開始の予定でした。

その日5番目の手術、前の手術が延びるとどんどんディレイします。

結局、開始が16:30

局所麻酔での1時間30分の手術

やってる事も、言ってることも、だいたい分かります。

「先生、全開よりも痛いです」 と言いたいところを我慢して・・・

手術も無事に終わり、病室でじっとしてる時間となります。

先ずは、手が使えないので海外ドラマと映画を観ます。

手首を切開した傷の止血もひと段落

ページをめくれるようになったので読書です。




「喫茶おじさん」 原田ひ香

人生もコーヒーも、苦いけれどうまい。

松尾純一郎、バツイチ、57歳。

大手ゼネコンを早期退職し、現在無職。

妻子はあるが、

大学二年生の娘・亜里砂が暮らすアパートへ妻の亜希子が移り住んで約半年、

現在は別居中だ。

再就職のあてはないし、これといった趣味もない。

ふらりと入った喫茶店で、コーヒーとタマゴサンドを味わい、

せっかくだからもう一軒と歩きながら思いついた。

趣味は「喫茶店、それも純喫茶巡り」にしよう。

東銀座、新橋、学芸大学、アメ横、渋谷、池袋、京都──

「おいしいなあ」「この味、この味」

コーヒーとその店の看板の味を楽しみながら各地を巡る純一郎だが、

苦い過去を抱えていた。

妻の反対を押し切り、退職金を使って始めた喫茶店を半年で潰していたのだ。

仕事、老後、家族関係……。

たくさんの問題を抱えながら、今日も純一郎は純喫茶を訪ねる。

というストーリー

カフェやバーをやってる人は特に読んだ方がいいと思います。

「コーヒーやケーキや料理に気持ちを込める」

という当たり前のことの大切さを教えてくれる。

初心に帰れる本でした。

スタッフの皆さんも読んでみると良いとおもいますよ。

Shinji Omiya.