私の父は良く本を読む人だ
子供のころから父の部屋には本が溢れ壁一面に本棚があった
その父の大好きな作家 「五木寛之」
父の書庫、大忠の書庫、山風木の書庫
多分、五木寛之の全著書が収蔵されていると思う。
それくらい、書庫に占める「五木寛之」の本は多い。
僕もかなり本を読む方だと思う。
自分には自分の嗜好があり、人が買い求めた本を読まないところがある
読んでみれば世界が広がるのに・・・
今回、大忠の書庫に、気になるタイトルがあり、父の本を読んでみた。
雨の日には車をみがいて
なんともいいタイトルだ、
ぼくの愛した9台の車と9人の女たち。
内容は
ビートルズが東京へやって来た日、
放送作家の卵だったぼくは、1台のオンボロ車、シムカ1000を手に入れたが、
その代償のように1人の女友達を失う。(第1話「たそがれ色のシムカ」)
アルファ・ロメオ、ボルボ122S、BMW2000CS、ポルシェ911S…。
それぞれの車に素敵な女性との出逢いと別れをからめて、
リリカルに描く青春恋愛小説の名作。
なんとも登場する車がいい
スマホでいちいち検索してフォルムを見直してみたり
スペックを確認したり
なんか男はいつまでもミニカーで遊んでいた子供のままなんだな
そう思ってしまう素敵な本でした。
五木寛之
面白いのかもしれません。どんどん読んでみよう。
Shinji Omiya.