寒い季節になると始まる「おでんや山風木」
冬期限定のおばんざいです。
牛スジや七日原高原大根など、これ目当てのお客様までいる
大人気のおばんざいです。
ひと夏前の話しです。
大の仲良し 一ノ坊の高橋社長との一杯。
大小はありますが、同じ経営者。
宿の話、お店の話、スタッフの話、会社の話、いろいろします。
そこで、高橋社長、宿の経営を「おでん」に例えて・・・
「しんじ、おでんって、大根200円、はんぺん200円、がんも250円、
具材の料金を支払うよな。
でもさ、出汁が美味しくなきゃ全然おでんの価値がないよね。
宿もそうだと思うんだ、
料理、接客、客室、お風呂、お金を頂いてるのはそこになりがちなんだけど
玄関、ロビー、廊下、庭、ユニフォーム、が美しくなかったら宿の価値が無いんじゃない?
おでんの「つゆ」はお金取られないけど、一番価値を左右するもの、
旅館だって「おでんのつゆ」のような大切なものがあるんだよ」
ていうお話。
本当にそうだと思う。
宿もお店も「おでんのつゆ」真剣に考えてますか?
直接、お代をいただかないそこにこそ「物の価値」が多いにあるのだと思います。
宿とお店の雰囲気作りもとても大切というお話しでした。
ひっくん、いつもありがとう。
Shinji Omiya.