ボロボロに劣化したウレタンエッジ。
JBL S101 1970年代のスピーカーのウレタンエッジです。
経年劣化は仕方がない箇所です。
Bar Californiaで音に擦れがあるな?っておもってサランネットを外してみると
ウレタンエッジがポロポロ。
これじゃあ良い音が鳴らないよね。
これを直すのも社長の仕事。
お店の事柄はお店で解決なんてまだまだ出来ないのが悲しい現実。
早速、S101用のウレタンエッジを探して注文。
昨日は、修理中に使用する仮のスピーカー BOSE 301V を持ってお店へ
慎重にJBL のウーハーを外し、自宅へ持ち帰り、根気よく修理。
ガスケットを丁寧に外し、ウレタンエッジをキレイに除去し
それだけで2時間。アイアンの部分をアルコールを使ってキレイにして、
いよいよ新品のエッジを貼っていきます。緊張します。
そんなことを永遠とつづけて4時間。
どうですか?この美しさ!
丁寧に作業した甲斐がありました。
なんでこんなに真剣にやったかっていうと
仮りで持っていったBOSEのスピーカーをテストしてみたんです。
そしたら、いつもと全然違う音。
お酒を美味しく感じない音。厚みがないっていうか?単調っていうか?
これじゃダメだな?って思って真剣さが増しました。
やっぱり、この JBL S101 名機だと思います。
大切に使っていかなければいけません。
申し訳ないけど、音、空間、印象、すべてに拘るスタッフがまだまだいない弊社。
今、みんなが日々やっているのは業務。
そして、すべてに拘って突き詰めていくのが仕事。
そう思って働いてもらいたい。
7月の営業も終わり、
目標、前年ともに超えたのは山風木のみ
旬菜湯宿 大忠、Lucy&Glutton NYC、Bar California
は前年の売上は超えたものの、目標達成ならず。
全然、満足感のない7月。
自発的にお店を良くしていく仕事をみんなに期待する8月1日であります。
Shinji Omiya.