この頃、体調不良で読書三昧でした。
マイコプラズマ肺炎、流行ってるんですって。
咳が酷くて、熱があって、病院に行って検査をしました。
肺が炎症を起こしてるってことで、
肺年齢を調べてもらったら、なんと「87歳」だって。
かなりの長生き
って言うか、肺の残り寿命 あと少し。
焦りに焦り、自宅で療養。
そんなボクは、このところ、読書の日々。
その中の一冊、
南米の男を想像させるような適度ないい加減さ、
そのいい加減な男が話す「Rock」な言葉、その選びかた。
車、お酒、音楽、なんかね、自分にフィットするっていうか
東山彰良 そういう作家です。
そうそう、直木賞とったんだよね。
この逃亡作法っていう物語、こんな感じ。
死刑制度が廃止された近未来の日本。
“キャンプ”と呼ばれる刑務所では囚人の自由が拡大されるなど、
刑務所の形態が大きく変わり加害者の人権が大幅に保護されていた。
だが被害者の家族は加害者に寛大な制度に納得がいかず、
一部では復讐を誓う被害者の家族同士が手を組み“キャンプ”の襲撃を計画。
一方、標的となった囚人たちは“キャンプ”からの脱獄を企てていた。
第11回大藪春彦賞を受賞した著者の記念すべきデビュー作!
なんかお堅い小説のように感じるけど
絶妙なユルユル感とスピード感、ユーモア
とっても面白い物語です。
まじめなことばかり考えて、ストレス、イライラ、そんな毎日の方は
ぜひ、読んでみるといいよ。
ちょっと頭の中に春が来るから・・・
Shinji Omiya.