年末にサントリーの荒木さんから2冊の本を頂いた。
伊集院 静 さんの「琥珀の夢」上下巻。
サントリーの創業者、鳥井信治郎氏の一生を書き綴った本です。
頂いてから貪り読むように読破。
大小はあるが同じ経営者。
見習うべき点がたくさん。
何事もやらずに結果を決めつけるのが大っ嫌いなボク
(まあ、やるに値しない案件も多いのですが)
鳥井信治郎の「やってみなはれ」その言葉が心に響く。
でも、やりっぱなしではダメ!
成功するまで努力する。やるからには結果を出すということなんです。
そんな中、
サントリーの弊社担当 荒木さんより山崎蒸留所見学のお誘い。
待ちに待った2月5日
行ってきました。
車窓から見えた山崎蒸留所
何でだろうね、このじ~んときちゃう気持ち。
ここで日本のウイスキー造りが始まったんだと思うと
ワクワク感が止まらないんです。
セミナーが始まる前に訪れたサントリーの記念館
本の通りのお酒、宣伝ポスター、新聞広告、
大興奮なんです。
やっぱり、やると決めたら一切の妥協がない姿勢に感動。
赤玉ポートワインのポスターに描かれる赤色、
やっぱり美しいでしょ。
二時間のセミナー
あっという間でした。
何千個にも及ぶ樽、
蒸留の方法
樽の特性
期間
いろいろなテイストの原酒が眠ってます。
これをブレンドしてウィスキーは作られます。
ブレンディングは気の遠くなる作業だと思います。
そして、10年20年後に飲む人の嗜好をイメージしながらの作業。
とっても根気のいる仕事です。
4種類の樽材の違う原酒をテイスティングさせていただきました。
色合いも香りも舌ざわりもまったく違います。
何種類もの原酒をブレンドして作ったのが右下の山崎です。
改めてウイスキーの繊細さを思い知りました。
山崎蒸留所
本で読んだ通りの鳥井信治郎の精神が宿っていると感じました。
会社は代々継承され受け継がれていきます。
でも、これ程までに創業者の精神を感じる企業ってあるのでしょうか?
今まで関わってきた、サントリーの社員さんすべてに他とは違った社風を感じます。
益々、その思いは強くなりました。
Lucy&Glutton.NYC を出店する時
サントリーの鈴木さんと府中のサントリービール工場を見学に行きました。
そして、鈴木さんの人柄と仕事に対する姿勢を間地かに見て
Lucy&Glutton.NYC の取り扱い酒類をサントリーさんにお願いしました。
そして今回
実は、新しく30坪のバーの出店を計画中です。
その節目で、荒木さんと山崎蒸留所の見学。
そしてまた、荒木さんの人柄と一生懸命さに心を動かされました。
なんかタイミングが絶妙です。
やっぱりすべては人なのですね。
熱い想いでお酒を醸す人
熱い想いでお酒を販売する人
そんな想いを感じたら
それ以上の気持ちでいっぱい売るしかないでしょ!
今回、一緒に行ったスタッフだってそう思ったはず。
サントリーのお酒を美味しくいっぱいのんでもらえる美味しい料理を一生懸命作ろう!
今よりも、もっと美味しくビールを楽しんでもらおう。
もっと美味しくウィスキーを味わってもらおう。
そしたら、絶対に 「三方良し」 になるのだから・・・
アラーキーありがとうね。
Shinji Omiya.