昨日は、2022年、Bar Gimme Shelter での初選曲の日
今年の一曲目
Beatles In my life
まあ、いろいろ思うところがあってこの曲を選びました。
昨日の国分町、街の中はガラガラ
また、ジワリジワリとコロナの波が押し寄せているように感じます。
少し遅れて 20:40 からレコードをかけ始めた昨日
私の正面に座る一人の男性
おとなしく音楽を聴いてるようで、
時々、恥ずかしくなるくらいの声で歌ってたり
まあ、音楽を楽しんでいるのだろう
モスコミュールを2杯、そこからはボトルをキープして本格的に飲み始めた
スタイル・カウンシルで頷き
トム・ウェイツでグラスを煽り
カーペンターズで歌う。 みたいなお客さん
Bar Gimme Shelter の愉しみ方にマッチしたお客様だねなんて思ってたら
23:00 に急変!
オープンして3年半、今までで一番めんどくさいおやじに豹変
私に、
「オーナー、あなたの選曲のセンスは素晴らしい、
ひとつ言わせてもらえば冒険がない、もっと早いBPMの曲をかけるべきだ」
「カップル向けだったらいいけど、もっと攻めるべきだ」
この話しを溝が傷ついたレコードのごとく1分おきに同じことを言う
心の中で
「子供のころ、将来の夢は冒険家だった僕に対して冒険がないってどういうこと?」
「こんなガラガラで暇な日にノリノリのロックをかけてたらバカだろ?」
「自分だけ盛り上がってどうすんの?」
「お店の空気感ってものがあるのですよ」・・・
しまいには「恵比寿の〇ー〇は・・・」
「恵比寿の〇ー〇のオーナーの〇〇さんだったら・・・」
お決まりのウンチクを永遠と、
後ろの席のうるさいお客様にたいする文句
スタッフへの不満、益々エスカレートする毒舌会。
気分がどんどん悪くなる。
ワタシ
こんなこと言われたら、いつもだったらとっくにキレてたな?
キープしたウイスキー、頭からかけてたと思う。
「なんだ、なんだ、2022年の自分は大人になったものだな」
なんて下を向いて一人で微笑んだりして。 う~ん余裕がでてきたな。
まあ、あなたが一番、Gimme Shelter に似合わないお客様なんですよ。
それも開店以来のワースト1
まちがいなく。
困った初日です。 2022年が思いやられます。
最後に
オイ!
おまえは、M1グランプリで優勝したコンビの左側の人なのか?
そんなおっさんが、僕に対してオーナーと私、同年代ですよねなんて言うな!
間違いなく15は違うぞ。 どこをどう見たら一緒に見えるんだ。
ここまでお客様の事を書くのだから
もう来てほしく無いって事です。
次に来たら、キープしたボトル持って帰ってもらいます。
絶対!
お酒はカッコよく飲みましょ。
三波春夫が 「お客様は神様です」 なんて言った時から
日本のサービス業には
理不尽な状況が続いていると僕は感じてます。
Shinji Omiya.