日帰り入浴プラン

リゾートとは?

2015/05/22

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先日、

一ノ坊リゾートの高橋先輩と

同級生の嶋津くん、藤井くんと鬼首高原でキャンプ。

仕事の話し、遊びの話し、ちょっとマジメな話しをたくさん。

そんな中、高橋先輩から一枚のコピーをいただきました。

このような内容です。

 

 

 

いいリゾートの条件

 

いいリゾートとは、ひとことで言って、個性のはっきりしたリゾートである。

つまり、そこに着いた瞬間に、どんな時間を過ごしたいかがくっきりとイメージできるようなところ。

リゾート造りとは、ある意味でひとつの「独立した世界」をつくることであり、「時間」をつくることである。

お客様とは、その「時間帯」に居合わせる一時的な個人である。

それも、非常に勝手で、わがままな。

人々はどこの「時間」に属するかは、まったくの自由意志で選べるし、

いやになったら直ぐに出てゆく自由だってある。

リゾートという「不思議の国」において、「国民」は、すこぶるわがままで、しかも贅沢な望みを持っている。

ここでは、「国民」は、平等も機会均等も何も「国」に対して求めはしない。

ただ、ただ、お金をかけてわざわざやってきた自分だけ(他の人がどうだなんてことは関係ない)を満足させてくれれば、それでいいのである。

その点が、リゾート造りにおける、集団合議制や多数決の意味のなさにつながる。

関係者それぞれの顔色を見ながら、あっちを立て、こっちを立てしながら、少しづつみんなの意見を取り入れ、

根回しや度重なる意見調整によって、突出した意見はどんどん削られ、

どうにかみんなが「まあ、いんじゃない」と賛成するところまでこぎつけたようなリゾート(日本のリゾートのほとんどがそうだが)、

そんなリゾートに、いいリゾートはありえない。

「まあ、こんなもんか」くらいのそこそこの満足感は得られても、「ああ!こういうところに来たかった!」と感激させるような、極めつけのリゾートにはならない。

それよりも誰か1人の非常に個人的な主観と趣味によってつくられたリゾートの方が、純度と完成度が高く、個性的で傑出したリゾートができる。

ただ1人、全体を見る目を持ち、庭の木1本、バスルームのコップ1個、なぜそれでなければならないのかを、確固としてわかっている個人。

個性のあるリゾート「不思議の国」は、常にそうした「独裁者」によってつくられてきた。

 

 

 

その通りだと思う、そして今までそうしてきた。

でも、何かが違う・・・

そうそう、それは、私の中の熱い熱い想い

もっともっと、自分を磨こう、

そして、自分の納得する宿、お店をつくっていこう。

とても強く感じた一日でした。

ひっ君ありがとう!

 

Shinji Omiya.