大忠と山風木
営業を再開して10日あまり
私自身が感じていることを綴ります。
宿は、コロナウイルスの感染予防に努め2ヶ月間お休みしました。
再開の時には、
どのような体制で、
どのような感染予防をしながら、
できることをやっていく。
そんなことを2店舗で話し合い、
共通の認識の中でガイドラインを作り実践して参りました。
それは、それでとても大切な事柄。大いに評価に値します。
いろいろやりたくても出来ないこと、
しちゃいけないんじゃないかな?と躊躇すること
慎重に慎重に・・・
お客様とスタッフ、双方に良いことをしてきたつもりです。
でもね。あくまで自分が感じることは
お客様は依然と同じ温泉旅館の楽しみ方を心から望んで来ているんじゃないのかな?
ということ。
コロナ禍だからこうじゃなくちゃ、とか
コロナ禍だからこれはマズイでしょ? なんてことではなく、
コロナ禍の中で荒んだ気持ち、沈んだ気持ち、疲れた身体を
温泉に入ってハァ~って寛いで
温泉から上がって生ビールをグビっといって
美味しいお料理をお腹がパンパンになるまで食べて
気持ちの良い寝具で朝までグーグー寝る。
こんな欲求を満たしたい。そんな気持ちでお客様は来るのじゃないかな?
コロナ禍だから、
このサービスは省略して、こっちを足して・・・ほら最終的には良かったでしょ?
みたいな営業は早く止めようよ。
いつもの大忠、いつもの山風木に戻って、
これでどうだ! これがうちの宿だ! 凄いだろ! って
お客様と真っ向勝負しようよ。
まずは中止している「おばんざい」
休業前より200%アップグレードして提供しましょう。
それが、僕たちのお客様への強い意志表示じゃないのかな?
もちろんコロナ感染予防対策には万全を期して
出来る事からベストを尽くして行こうよ。
私は、これが、新大忠リゾートのやるべきことと思っています。
Shinji Omiya.