土曜日、朝9時30分
工事の立ち合いの為に、Bar Gimme Shelter へ
誰もいないお店に照明を点け、ゆっくりとお店を観察してみます。
いつもすることです。
そうすると働く人の気持ちが解ります。
どういう思いで日々過ごしているのか?
やる気を感じるお店、ノリにノッテルお店、ダラケテルお店、
何が判断の基準なのか?何を感じてそう思うのか?
それはお店の美しさです。
空気も含め、ピカピカに磨き上げられたお店、
スタッフのお店への愛着を感じます。
お店が大切なら、大好きなら、いつもキレイに掃除するでしょ?
だから、お店を見ただけで感じるものがたくさんあるのです。
さて、上の写真
アンディ・ウォーホルがシルクスクリーンで作品にしてしまいそうな感じですが
Bar Gimme Shelter のカウンター内にある温水器です。
割れたグラスが山のように放置されています。
何かの芸術作品なのでしょうか?
何か月? いやオープン後ずっと? 増え続けてそのまま置いてあります。
割ったグラスを見て、自分達を戒めているのでしょうか?
コロナウイルスの影響が大きい昨今の飲食業
一日の売上は激減し、会社の蓄えはみるみる減っていきます。
でも、お店はこんな状況、
物を大切に扱わずして、何を利益とするのでしょうか?
商売は1年使えるものを大事に扱い2年使うから儲けが出るのです。
物を大切にしよう、掃除をしよう、幼稚園児言って聞かせているようですが
これが、今のお店の現状です。
Bar Gimme Shelter に限らずどこもこんな感じです。
みんなに長く愛されるお店になりたいのなら
お店に、お店の物に、もっと愛着を持つことだと思います。
みんなの待遇改善は、お客様からの利益にのみ成しえることなのですから。
こんな状況なのですから、コロナ終結に向けて、
今の内に店舗の体質改善しておきましょう。
Shinji Omiya.